サウナでスマートウォッチを使ってみたいけど、何が適しているのか探すのは中々難しいと思います。
サウナ向けスマートウォッチとしてMi Band(Xiaomi Smart Band)シリーズが有名ですが、スマートウォッチはたくさん種類があるので自分に合ったものを選びたいのではないでしょうか。
今回は世界のスマートウォッチ ブランドの出荷シェアで3位のHuaweiから安価なバンドタイプの「Huawei Band 6」と高耐久の「Honor Watch GS PRO」を実際にサウナで使用して検証してみました。
※サウナでの使用を推奨しているスマートウォッチはありません。
サウナでの使用は自己責任でお願いします。
Huaweiとは
出典:Counterpoint Research
Huaweiは世界でも有数の通信機器メーカーです。
2022現在、スマートウォッチにおいてもAppleやSAMSUNGに次ぐ世界3位のシェアを持っています。
Huaweiのスマートウォッチは1万円以下から5万円ぐらいまでの価格で、どの価格帯のスマートウォッチもコストパフォーマンスに優れた製品ばかりです。
また、中華系メーカーの中ではセンサー精度に定評があり、安心して使用できます。
Xiaomi Smart Band 7と比較
今回検証するスマートウォッチをサウナ用としてお馴染みMi Bandシリーズ最新モデルのXiaomi Smart Band 7と比較します。
外観比較
Huawei Band 6
Huawei Band 6はXiaomi Smart Band 7と同様にバンドタイプですが、ディスプレイが長方形でバンドタイプの中では多くの情報を表示することができます。
また、物理ボタンを有しており、手が濡れていてもホーム画面に簡単に戻れます。
下のリンクは後継モデルのHuawei Band8とHuaweiBand7になります。
6からの大きな進化は有りませんが、基本性能が向上しているのでこちらの方がオススメです。
(7の方が良くセールで値引きされている印象です。)
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Honor Watch GS PRO
Honor Watch GS PROはG-SHOCKのような高耐久時計のデザインです。
ベゼル回り以外は樹脂素材でサウナで使用しやすいです。その樹脂素材はシボ加工が施されており、ゴツゴツした質感で高級感があります。
こちらも物理ボタンを2つ有しており、それぞれホーム画面に戻るボタンとショートカットボタンです。
ショートカットボタンをワークアウトモードに割り当てることでサウナのトラッキングが素早くできます。
スペック比較
製品名 | Xiaomi Smart Band 7 | Huawei Band 6 | Honor Watch GS PRO |
メーカー | Xiaomi | Huawei | Huawei |
重量 | 13.5g | 18g | 45.5g |
ディスプレイサイズ | 1.62インチ | 1.47インチ | 1.38インチ |
解像度 | 326ppi | 282ppi | 326ppi |
バッテリー持ち | 14日 | 14日 | 25日 |
防水 | 5ATM | 5ATM | 5ATM |
動作温度 | 0〜45℃ | -10〜45℃ | -40〜70℃ |
Huawei Band 6
Huawei Band 6は細かい違いはあれど同じバンドタイプでXiaomi Smart Band 7と似たスペックです。
Honor WatchGS PRO
Honor WatchGS PROは見た目通りの耐久性を有しており、米軍MIL規格の温度-湿度-高度耐性、塩水噴霧、砂耐性、耐湿性など14種類の基準をクリアしています。
特にサウナで使用するにあったて重要な耐熱性能が70℃まであります。
検証
今回、スマートウォッチのサウナ使用における検証は名古屋市守山区の「ぽかぽか温泉 新守山乃湯」で実施しました。
こちらのサウナは遠赤外線型ストーブのドライサウナで室温は約110℃です。
サウナ室の特徴が草加健康センター(通称:SKC)と似ていることから巷ではリトル草加とも呼ばれたりするアツアツのサウナ室です。
そのまま使用
画像のように両腕にスマートウォッチをつけ、その他のワークアウトモードをONにして検証しました。
結果はどちらのスマートウォッチもサウナ室内でアラートがでてシャットダウンしてしまいました。 調べてみると、Huaweiのスマートウォッチはスマート温度制御機能が搭載されていて温度が基準以上になると故障する前に自動でシャットダウンするようになっているみたいです。 絶対に故障させたくない人には良い機能ですが、ハードなサウナによく行かれる方には少し不便な結果になりました。
タオルを巻いて使用
次は防熱対策で画像のようにタオルを巻いて検証しました。
タオルはMOKUタオルのMサイズを使用しました。
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結果はどちらのスマートウォッチも10分間サウナ室内問題なく測定ができることが確認できました。
測定した心拍数のチャートがこちらでしっかりと記録できています。
チャートは代表してHuawei Band 6のものですが、Honor Watch GS PROも同じように記録出来ました。
まとめ
今回はHuaweiのスマートウォッチ2機種を検証してみましたが、Xiaomi Smart Band 7と比べると若干制約はありますが十分サウナで使用できるスマートウォッチです。 この記事があなたの新しいスマートウォッチ選びの参考になれば幸いです。
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