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「買ってはいけない」中華系スマートウォッチ

中華系のスマートウォッチを愛し、中華系スマートウォッチを紹介している私ですが、すべての中華系スマートウォッチが素晴らしいと思っているわけではありません。むしろ酷いなと思うものもよく目にします。
実際、Amazonなどの有名なECサイトでも粗悪な中華系スマートウォッチが多数販売されており、Twitterなどで「スマートウォッチ買いました!」と粗悪なスマートウォッチを買った報告を見ると胸が苦しくなります。
そこで今回は「買うべき」中華系スマートウォッチ と「買ってはいけない」中華系スマートウォッチの特徴と見分け方を紹介します。

「買うべき」中華系スマートウォッチ

「買うべき」スマートウォッチの見分け方

「買うべき」スマートウォッチの見分け方は基本的に有名メーカーであるか否かです。
中華系メーカーの中でも性能の良さや品質の高さで世界的にシェアを獲得しているメーカーもあれば安さでしか勝負できないので誇大広告で粗悪品を販売しているメーカーもあります。
なので、好みはあれど有名メーカーの中から選べば買って失敗する確率は格段に下がります。
 

「買うべき」スマートウォッチのメーカー

HUAWEI(ファーウェイ)

スマートウォッチにおいてApple、Samsungに次ぐ世界3位のシェアを持つメーカー
ヘルスケア系の測定精度に定評があり、迷ったらこのメーカーから検討するのも手です。

Xiaomi(シャオミ)

スマートフォンシェア世界2位のメーカー
Huaweiと比べるとスマートウォッチは後発ですが、スマートフォン同様に圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のメーカーです。

70mai(セブンティーメイ)

Xiaomiの代表的なスマートウォッチ「Mi Watch」を開発したメーカー
知名度は低いですがXiaomi同様に圧倒的なコストパフォーマンスが魅力のメーカーです。

Amazfit(アマズフィット)

Xiaomiのグループ企業でXiaomiの「Mi Babdシリーズ」を開発したメーカー
低価格モデルからハイエンドモデルまで多種多様のスマートウォッチを販売しています。
最近では自社製品の開発に注力しており、独り立ちしした印象です。

OPPO(オッポ)

スマートフォンシェア世界2位のメーカー
スマートウォッチには2020年に参入した後発組でありながら、スマートフォン同様高品質で低価格の製品を展開しています。 

ONEPLUS(ワンプラス)

OPPO傘下のスマートフォンメーカー
シンプルなデザインが特徴で欧米で人気のメーカーです。

realme(リアルミー)

インドがターゲットとして生まれたOPPOのサブブランド
若者向けのデザインで低価格の製品が多いのが特徴です。

Mobvoi(モブボイ)

TicWatch(ティックウォッチ)というブランドを展開しており、GoogleやVolkswagen Groupも出資するメーカーです。
WereOSを搭載している多く、ほかの中華系メーカーとは違う路線の製品が目立ちます。

UMIDIGI(ユミデジ)

Amazonで格安スマートフォンを販売していることで有名なメーカー
非常に安価ですが技術的にあと一歩なところがたまに気になる製品が多いです。

「買ってはいけない」中華系スマートウォッチ

 
この画像はAmazonで「スマートウォッチ」と検索したときに上位表示されたものです。
恐ろしいことにHuawei Band 6以外は先ほど紹介した「有象無象」にあたるメーカーのものです。
すなわち、ほとんどが「買ってはいけないスマートウォッチ」なのです。
 
これらの商品は測定の精度がよくなかったり、ディスプレイの大きさが写真と違っていることはざらにあり、そもそも機能がなかったり、直ぐに壊れてしまうこともあります。
 
なので、以降では「買ってはいけないスマートウォッチ」の特徴を紹介します。
 

①商品名がごちゃごちゃしている

1つ目の特徴は商品名に「令和最新版」が入っていたり機能がもりもりと記載されています。
例えばこんな感じです。
【令和モデル】 スマートウォッチ 光学式心拍センサー スマートブレスレット 歩数計 活動量計 IP67防水 消費カロリー カラースクリーン 腕時計 着信電話 Line通知 GPS運動記録 smart watch 日本語対応 レディース メンズ iOS/Android対応
検索にヒットさせるためだと思いますが非常にかっこ悪いですね…

②日本語がおかしい

紹介文が翻訳サイトで翻訳したと思われるような文になっていることが多いです。
例えばこんな文がありました。
携帯電話に着信が来た時に、スマートウォッチは振動して鳴り、ユーザーに通知して、そして発信者の名前または電話番号を表示します。スマートウォッチで直接に電話を応答或いは切断に選択します。
こういった雰囲気の商品は買わないほうがいいですね。

③血圧や心電図の測定機能を搭載している

現在日本にて血圧測定や心電図測定についてはオムロン HCR-6900T(血圧)、AppleWatch(心電図)以外は日本で認証されておりません。
ちゃんとしたメーカーは認証なしに搭載するとは思えないので、これからの機能を搭載しているものは黒だと思って大丈夫です。

④やたらとレビューが多くて高評価

有象無象の製品で上位表示されるものはお金でレビューを買って見栄えをよくしている製品がほとんどです。
知らないメーカーで☆4や☆5のレビューが100件も200件もあったら買わないほうがいいでしょう。

心配なら中華系を避けるのも手

ここまで良い中華系スマートウォッチ方法を紹介しましたが、中華系以外にも沢山良いスマートウォッチはあるので心配なら中華系以外から探してみるのも手です。
中華系スマートウォッチには無い機能もあるので貴方にフィットするかもしれません。
ここまで読んでいただいたあなたは何となく「買ってはいけないスマートウォッチ」を判断できるようになったのではないでしょうか。
中華系のスマートウォッチには素晴らしい製品がたくさんあるのでこれを機に色々と調べてもらえれば、あなたも中華系のスマートウォッチの魅力を知ってもらえると思います。
この記事があなたのスマートウォッチ選びの参考になれば幸いです。
ABOUT ME
ノブナリ
1994年生まれ。 本業は化成品の開発や製造工程の設計。 趣味はスマートウォッチ収集とサウナ通い。 スマートウォッチは10本程所有。 サウナ通いは愛知の施設を中心に週5程。 サウナ・スパ健康アドバイザー